カテゴリー: スタッフの裏側

  • ザリガニパーティ

    ザリガニパーティ

    こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    お天気の悪い週末となりましたが、皆さんはどのような週末をすごされましたか?
    私はとあるパーティーに参加するため、埼玉県の飯能市まで出かけました。
    古くからの友人の中にスウェーデン人がおりまして、毎年この時期には「ザリガニパーティー」を
    開催しています。(今年はちょっと早めでしたが・・・)
    スウェーデンやフィンランドで夏の終わりに行われる伝統的なイベントで、茹でたザリガニを囲んで仲間と楽しむお祭りです。

    このパーティーでは、ディルというハーブで風味づけされたザリガニを手で食べ、40度以上のアクアビットというお酒で乾杯しながら「スナップスヴィーサ」と呼ばれる陽気な歌を歌います。紙の三角帽子やザリガニ柄のエプロン、ランタンなどで飾りつけもばっちり。
    日本ではなかなか味わえない形式のパーティーなんです。

    メインのザリガニ!
    今年のザリガニは美味しかった(笑)
    デザート♡ザリガニクッキーが可愛い

    どうですか? 私も最初ザリガニを前にした時は「え?ザリガニを食べるの・・?」
    と抵抗があったのですが、今ではもう慣れたもんです(笑)
    ザリガニの味を楽しむというよりは強いお酒を飲みながら皆で楽しくおしゃべりをして歌ってダンスを
    楽しもう!といった趣旨のパーティーです。

    こちらは「コッコ」というかがり火
    このかがり火の周りで皆で踊ります
    ワンコちゃんもスウェーデン仕様で一緒に
    パーティーを楽しみました。可愛すぎる♡

    家具でお馴染みのIKEAでもザリガニパーティーを開催しているみたいなので興味のある方は是非
    ザリガニを食べてみてください!

    見学希望・お問合せはこちらから ーーー→

  • 趣味から仕事へ。。。その①きっかけ

    こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    皆さんは、好きな国や行ってみたい国などはありますか・・?
    これからチャレンジしてみたい事(仕事)などはありますか・・?

    私が興味を持った国に仕事として頻繁に行くことになったきっかけを少し書きたいと思います。

    約20年ほど前に日本で話題となった「冬のソナタ」というドラマが放送されてその後ヨン様ブームが日本で巻き起こりました。(若い方は知らないかも・・笑)その時は自分の母がドラマを夢中になって観ていて、いつも横で私は「それっておもしろいの?」と全く興味のない感じだったのですが、ある日母と一緒にドラマを視聴したら見事にハマりました(笑)
    独特なストーリー展開でもう続きが気になって仕方がないのです。ヨン様にはハマりませんでしたが、韓国ドラマを観ることが私の趣味になりました。それからというもの当時はネットフリックスなどの配信サービスはまだ無かったのでケーブルテレビの有料チャンネルをいくつか契約して視聴していました。今思えば毎月かなりの金額を韓国ドラマに費やしていました。気が付くと好きな俳優も出来、その後は韓国アイドルにも夢中になりました。
    それからはいつか韓国に行ってみたいな・・・あのドラマでよく見る場所に行ってみたいな・・
    と漠然と思っていたのですが、当時は今ほど韓国旅行の情報量も多くなく、周りの友人に話しても誰も一緒に行きたい!と言ってくれる人もおらず・・(泣)
    その後自分なりに色々と韓国の事を調べたりしているうちに韓国にもっと関心を持った私は韓国と関わった仕事をしてみたいという思いが芽生え、先ずは実際に現地へ行って自分の目で色々見てみたい!という気持ちが強くなり、とっくに期限の切れていたパスポートを何年かぶりに更新し渡韓準備に入ったのでした。。。

  • ポスティング道

    ポスティング道

    事業所オープンの告知のため作成したチラシが届いた。私にとって本格的なポスティング
    は初めての経験だ。初日、大量のチラシを抱えて事務所を出る矢先、ベテランスタッフの
    Aさんが一言「バンドエイド巻いとけよ・・・」といいながら、自分の中指と薬指の真ん
    中にバンドエイドを巻き付けている。
    「ふたのあるポストはさ。ちゃんと中まで押し込まないとダメだぞ。はみ出でちゃ、うま
    くない。200枚も入れれば拳側の指の皮がむけてきちまうもんだが、これで完璧だ」
    そういうものかな・・・と思いながら、Aさんから受け取ったバンドエイドを私はチノパ
    ンのポケットにねじ込んだ。
     ポスティング開始後三日目、たまたまAさんと同行することになった。場所は都内の巨
    大な団地。一棟あたり集合ポストが軽く200戸は並んでいる。「ぼちぼち始めるか
    ・・・俺は左からやるから、〇〇君は右からやってくれ」というなり、Aさんは左手に大
    量のチラシを握りしめると、ポストの前に仁王立ちになった。
     同時に「スコッ、スコッ、スコッ・・・」という、何かが金属に当たるような高い音が
    響き始める。「スコン」ではない。「ン」がないのだ。遅れをと取るまいと私も始めたが
    「バタン、バタン」という音しか出ない。不思議に思いAさんを横目でみると、チラシを
    持った手でポストに向かって恐ろしい速さで突きを放ち、またチラシを取り、突くという
    格闘家の秘密練習のような動きをしている。
     これはもはや単なるポスティングではないーー「ポスティング道」だ。それにしても昼
    下がりの集合住宅のポストの前でおっさん二人がポストを前に格闘している姿は、はた目
    にはどう映るのだろう。人通りもまばらな集合ポストの前で金属を打つ音だけが響きわた
    る。
     勝負はあっけなく終わった。「いくつだった?俺は140だ」。Aさんは息ひとつ乱れ
    ていない。
    70とダブルスコアの大差をつけられていた。思わず「すげー、速すぎる・・・」私はた
    め息をついた。
    「こんなもん慣れだよ、慣れ」と軽くAさんは言いはなったが、私にはそういう未来が到来
    するとは到底思えない。「たまにさ、ふたが開かないポストがあるだろ。突き指しそうに
    なるんだよ」。Aさんはもう65歳を過ぎていると聞いているが、まるでこどものような
    笑顔である。
    いずれにせよ、チラシ配布ってずいぶん大変なんだよな・・・これからは自分の家のチラ
    シも一気にゴミ箱に捨てないようにしよう。配る人は滑稽なくらい必死だったりするから