投稿者: kobushi_mizue

  • 犬と文学と不条理な日常

    こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    犬と暮らしていると、ときどき本当に不思議な瞬間があります。全力で走り回っていたかと思えば、急に立ち止まって壁の一点をじっと見つめる。理由もなく吠え続けたり、耳を舐めあったりしているかと思えば、また何事もなかったように寝てしまう。人間から見れば「なぜ?」の連続です。でも犬にとってはそれが自然で、説明を求めること自体が間違っているのかもしれません。

    カフカの小説を読むと、まさにこの「理由のわからなさ」に似た感覚を覚えます。『変身』では、ある朝突然虫になってしまった青年が登場しますが、その出来事の理由は一切説明されません。『審判』の主人公は、なぜ裁かれているのかを最後まで知らされないまま物語が進んでいきます。読者は「どうして?」と考え続けるけれど、結局答えは与えられない。

    犬の不可解な行動と、カフカの不条理な世界。どちらも「わからなさ」に直面したとき、人間の側に問いを投げかけてきます。「理解できないことをどう受け止めるのか?」。そこにこそ面白さがあり、時には救いすらあるのかもしれません。

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  • カフカと働くことの不思議さ

    こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    20世紀の作家フランツ・カフカは、「不条理」を描いた小説で知られています。代表作『変身』では、主人公がある日突然、巨大な虫になってしまい、仕事や家族から切り離されていきます。

    突飛な話に聞こえますが、この「不条理」や「疎外感」は、現代を生きる私たちにとってもどこか身近です。

    たとえば仕事の場面。
    努力してもうまくいかないこと、突然の制度変更や予測不能なトラブル。自分ではどうにもならない出来事に直面したとき、カフカの登場人物のように「なぜこんなことが?」と思う瞬間があるのではないでしょうか。

    カフカの物語は、解決策をすぐに提示してくれるわけではありません。しかし、読む人に「どう受け止めるか」「その中でどう生きていくか」を問いかけてきます。

    これは就職活動やキャリアの歩み方にも通じます。
    社会は時に理不尽ですが、その中でも自分なりの折り合いをつけたり、新しい選択肢を見つけたりすることができます。

    カフカの小説は暗く見えるかもしれません。けれど、その不条理さを考えることで、むしろ「自分はどう働き、どう生きるのか」を見直すきっかけになるのです。

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  • 「こぶし夏祭り」を開催しました。

    こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    先日、皆が楽しみにしていた「夏祭り」を開催しました。
    焼きそば、かき氷、フランクフルト、射的など・・・皆で話し合いながら決めたものを用意
    して楽しい時間を過ごしました。

    みんな大好き!定番の焼きそば~!!
    暑い日、夏祭りと言えばかき氷~!
    フランクフルトも何本も食べたい!!

    たくさんお喋りしながら食事を楽しんだら射的をして皆で盛り上がりました。

    射的の的も利用者さんたちが作ってくれた手作り的です。
    準備から進行まで頑張ってくれました。
    なかなか高得点が出ず、皆さん苦戦してました・・・

    あっという間の時間でした。
    来年もまた楽しい夏祭り会を開催するのが今から楽しみです!

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  • アイスカフェラテと、仕事中の小さな休憩

    こんにちは江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    仕事やトレーニングに集中していると、どうしても頭が重くなったり、気持ちが続かなくなったりする瞬間があります。そんなとき、机の上に置いたペットボトルのアイスカフェラテを一口。冷たさが喉をすべり落ちると、少しだけ肩の力が抜けて、また作業に向かうスイッチが入るように感じます。

    カフェでゆっくり過ごす時間は特別ですが、職場や事業所の中ではなかなか難しいものです。そこで手軽に取り入れられるのがペットボトル飲料。自分のデスクに置いておける安心感、キャップを閉めればすぐに作業に戻れる便利さ。そうしたちょっとした工夫が、日常の働き方を支えてくれます。

    「飲み物を用意することなんて当たり前」と思うかもしれません。けれど実際には、適切に水分補給をする、リフレッシュのタイミングを見つける、自分に合った飲み方を工夫する――これらはすべて、働き続けるうえで大切なセルフケアのひとつです。

    例えば、午前中の作業が一区切りしたときに飲む。午後の眠気が出やすい時間に一口飲んで頭を切り替える。そんなふうに「自分のリズム」を意識しながら飲み物を使うことで、ただの休憩が“集中を取り戻す工夫”に変わっていきます。

    就労移行支援の場でも、こうした小さな工夫の積み重ねが就職後の安定につながります。特別なことではなく、日常にあるものをどう活かすか。その気づきが、働き方そのものを豊かにしていくのだと思います。

    ペットボトルのアイスカフェラテ。冷たくて甘くて、少しほろ苦い味わい。忙しい時間の合間に、ちょっとした自分へのご褒美として取り入れてみませんか?

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  • 暑い夏が続きます

    こんにちは江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

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    毎日、息をするだけで暑さがまとわりつくような日々ですね。
    朝から蝉の声に急かされ、昼は照り返しに追い立てられ、
    夕方になってようやく、空がひと息つく。

    それでも、茜色の空や、夜にふっと吹く涼しい風に、
    「ああ、まだ夏も悪くないな」と思ったりします。

    冷たい飲み物に手を伸ばす瞬間や、
    夕暮れの道を歩くときの心地よさが、
    小さなご褒美みたいに感じられるこの季節。

    どうか皆さんも、無理をせず、
    夏を上手にやり過ごしてくださいね。

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  • 本を見ながらExcelデータ入力に挑戦!

    こんにちは江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    今日は、入所間もない利用者さんが、Excelのデータ入力に取り組む様子を紹介します。

    利用者さんは手元にExcel入門書を置き、ページを開きながら操作を確認していました。
    まずはセルを選んで文字や数字を入力するところからスタート。
    「次はEnterキーで下のセルに移動」と書かれた手順を見ながら、少しずつ作業を進めていきます。

    操作に迷う場面もありましたが、そのたびに本の該当ページを確認して、手順通りに入力できるようになっていました。
    マウス操作やセルの選択はまだ慣れない様子ですが、本を参照することで自分のペースで落ち着いて作業ができています。

    今回の作業はデータ入力のみで、計算式や書式設定は行っていません。
    まずは入力作業に集中することで、Excelの基本操作を少しずつ体に覚えさせる段階です。

    こうして本を見ながら作業を進めることで、初心者の利用者さんでも無理なくExcelに触れることができます。

    これから本を参考に、次第に難しくなっていき、書式設定や、関数、グラフ作成などをやっていきます。

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  • 小牧基地のお土産

    こんにちは江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    先日、小牧基地に行ってきました。
    飛行機好きじゃなくても、やっぱりあの独特な空気感ってワクワクするんですよね。
    滑走路越しに見えるC-130輸送機のずっしり感、エンジン音が胸に響く感じ。
    あれだけでもう満足…のはずが、ついお土産コーナーに吸い寄せられる私。

    自衛隊グッズって、普通の観光地のお土産とちょっと違って面白い。
    Tシャツや帽子はもちろん、「航空自衛隊せんべい」みたいな直球勝負のネーミング。
    パッケージに戦闘機がドーンと描いてある缶クッキーは、食べ終わったあと絶対小物入れになるやつ。
    そして、やたら迷彩柄の多いキーホルダー。
    (家の鍵に付けても、どこに置いたかわからなくなりそうなのが難点)

    今回は、カレーのレトルトをゲット。
    パッケージに「空自カレー」と書かれていて、どこか誇らしげ。
    裏面を見たら「隊員食堂の味を再現」なんて書いてあるから、買わないわけにいかない。
    帰宅して食べたら…スパイス感よりも優しめの家庭の味で、妙に安心しました。
    たぶん、長期任務明けでも食べたくなるような味なんだと思う。

    お土産って、持って帰るときより食べるとき、使うときに「あの雰囲気」がふっとよみがえるのがいいんですよね。
    次は春の航空祭で、ブルーインパルスのグッズ狙いに行こうかな。

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  • 山の日

    こんにちは江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    今日は山の日。
    でも事業所は通常営業。
    いつもより少し早めに家を出た。
    雨のせいか、街も電車も静かで、東京の朝が少し広く感じた。

    ドアを開けて、まだモワっとした室内に入る。
    パソコンの電源を入れ、コーヒーを用意しながら外を見ると、小雨が細かく降っている。
    窓から見えるのは、やっぱりビルと電線だけ。山らしい景色はないけれど、祝日だという事実だけが頭の片隅にある。

    しばらくして、ポツポツと利用者さんが到着。
    「今日は山の日ですね」と言ってみると、「あ、そうなんですか」と返ってくる。
    きっと、私と同じく「山」よりも「今日の予定」が優先なんだろう。

    外は相変わらずの小雨。
    それでも事業所の中は、いつもと変わらない午前が始まっている。

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  • 「仕事のあれこれ」

    「仕事のあれこれ」

    こんにちは江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    プログラムでは「仕事にまつわる色々な問題点」をテーマに皆さんでお話をしました。
    職場での悩みは課題は人それぞれですが、共有して話し合うことで、新しい気付きや解決のヒントが
    見えてくることがあります。

    ディスカッションの中では、さまざまな意見が出ました。
    たとえば――

    • 人間関係の悩み(上司や同僚とのコミュニケーション)
    • 仕事の優先順位や時間配分の難しさ
    • ミスをしたときの対応や気持ちの立て直し方
    • モチベーションの保ち方
      など、誰もが一度は経験したことのある内容もあがりました。

    「自分だけが悩んでいると思っていたけれど、他の人も似た経験をしている」と気づき、安心したという声もありました。
    また、他の人の工夫や解決方法を聞くことで、「明日から試してみたい」と前向きになった方もいらっしゃいました。

    今回のディスカッションを通して、改めて職場の課題は一人で抱え込まず、共有することの大切さを感じました。
    今後も、こうしたテーマトークを通じて、お互いの経験や知恵を分かち合い、就職後に活かせる力を身につけていきたいと思います

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  • 天一、久しぶりに行ってしまった

    こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

    久々に天下一品に行ってしまった。
    しかも夜。罪の味。最高だった。

    なんていうか、あの「こってり」は魔物だと思う。
    ラーメンなのに、スープが麺に絡むってレベルじゃなく、まとわりついてる。
    ほぼ飲みものじゃない。たぶんスープじゃなくて“具”。

    なのに、うまいんだよなぁ…。
    いや、「美味しい」とか「繊細」とかそういうんじゃない。
    うまい。それしか言えない。

    最初に食べたときは正直、「なにこれ」って思った。
    でも2回目にはもうハマってた。
    気づけば、「ちょっと疲れたな」って日に、天一の看板がやたらとまぶしく見える。

    なんであんなに背徳感あるのに、スプーン(というかレンゲ)止まらないんだろ。
    途中で「あ、これやばいやつだ」って思ってるのに、
    ごはん頼んじゃって、スープに入れて、紅しょうがのせて食べて、
    「うわ、これやりすぎだな……」って言いながら、最後まで食べきる。

    ほんと、毎回反省してる。でも、また行くんだよね。不思議と。

    ちなみに私は「こってり」一択。
    「こってり少なめ」とか「あっさり」とかも試したけど、
    だったら他のラーメン屋でいいかなって思っちゃう。
    天一は、あのドロドロじゃないと天一じゃない。

    食べ終わったあと、ちょっと胃が重くて、家に帰って麦茶がぶ飲みして、
    「次はもうちょっと間空けよう」って思うんだけど、
    …たぶん、また来週あたり行くと思う。

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